育児休業、ちゃんと知っていますか?
近年、法改正や社会の意識変化により、育児休業制度は少しずつ使いやすくなってきました。
とはいえ、現場ではまだまだ、
「誰が対象になるのか、よくわからない」
「取りたいけど、職場にどう伝えればいいのか不安」
「制度は知っていても、実際に使うイメージがわかない」
といった声が多く聞かれます。
この連載では、制度の基本をわかりやすくお届けしていきます。
従業員としての不安を減らし、制度を前向きに活用できるように。
そして、企業側も「取らせる・取らせない」ではなく「どう支えるか」を考えるきっかけに。
そんな想いを込めてお届けします。
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連載 【第1回】そもそも「育児休業」ってどんな制度?
「育児休業(育休)」という言葉はよく聞くけれど、実際にどんな制度なのか、詳しく知っていますか?
今回は、育休の基本をわかりやすく解説します。
■ 育児休業とは?
育児休業とは、1歳未満の子どもを育てるために仕事をお休みできる制度です。
法律(育児・介護休業法)に基づき、男女問わず取得することができます。
原則:子が1歳になるまで取得可能
特例:保育所に入れない場合などは、最長2歳になるまで延長可能
■ 誰が取れるの?
すべての従業員が対象です。(日雇い従業員を除きます)
※パートやアルバイト等の有期契約の方でも、一定の要件を満たせば取得することができます。
※会社によっては労使協定で対象外となる方もいますのでご確認ください。
■ 男性も取れるの?
もちろんです。
最近は男性の育休取得も進められており、国も企業も積極的に支援しています。
令和4年には「産後パパ育休(出生時育児休業)」という新しい制度もできました(次回で解説します!)。
■ どんなメリットがある?
・子どもの成長に関わる時間が取れる
・仕事との両立を考えるきっかけになる
・家族との関係が深まる
など、育児だけでなくライフキャリア全体にとってもプラスになることが多いです。
■ まとめ
育休は、働くすべてのパパ・ママを支える制度。
知らないままでいるのは、もったいない!
次回は「産後パパ育休」について詳しく紹介します。
H&Y社会保険労務士法人
住所:東京都稲城市東長沼1126
電話番号:042-401-5430
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